株式投資

弐億貯男著『10万円から始める!割安成長株で2億円』を読んで

読書をイメージしたイラストと記事タイトル

セミリタイア模索中”はるもえ”@harumoe1106です。

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10万円から始める!割安成長株で2億円』の著者はこんな人

著者は会社員のかたわら株式投資で2億の利益を生み出し、いつでも会社を辞められる状態。Twitterもされていて有益なツイートがみられるのでフォローおすすめです。

 

10万円から始める!割安成長株で2億円』はこんな人におすすめ

丁寧に株式用語が書かれているので、初めて株式投資をする人にわかりやすい。再現性があるので、株式投資する万人に最適な著書です。

 

10万円から始める!割安成長株で2億円』のあらすじ

割安株について

割安株候補のみつけ方

 

  1. ブログ・Twitter・マネー誌などで割安と書かれた銘柄
  2. 昨年・今年上場のIPO 銘柄
  3. 立会外分売をする銘柄

 

割安成長株候補の絞り方

 

  1. 直近2〜3年増収増益か
  2. PERが15倍(10倍に近い方が望ましい)
    人材派遣銘柄・輸出関連銘柄のような景気敏感株は対象外。
    ※特別損失・特別利益でPERは左右されるので、純利益に不自然な変動がないかをチェック。
    ※赤字は適正PERが算出できない。
  3. 配当性向30%以上を公約しているか
  4. 配当利回り3%以上か
  5. ストック型ビジネスを展開しているか
    ※社長インタビューもチェック。数字のみなら対象外、共感するなら投資対象。

 

割安成長株候補のクロスチェック

 

  1. 中間決算時の業績進捗率50%以上か
    ※季節による売上変動銘柄は別。
  2. 直近で株価が急騰していないか
    利確で下落することが多い。下落を待つ。
  3. 中期経営計画のある会社か
    数値目標に対する達成根拠がきちんと書かれているか、納得できるなら投資する。

 

手っ取り早く割安成長株を見つけるなら

IPO銘柄もしくはセカンダリIPO

【メリット】

  1. 成長株であることが多い
  2. 仮条件の価格帯が同業他社の上場企業の株価と比べて割安
  3. 売りたい人より買いたい人の方が多く株価が上がりやすい
  4. 投資家の注目が集まって上場日に買いが入りやすい
  5. IPOセカンダリー投資では大型株も狙い目…上場の希少性が低いため、初値は公募売り出し価格に近い値がつく

 

【デメリット】

IPOの場合100株までしか購入できない

※公募・売り出し価格より安い=割安ではない

1公募・売出価格は妥当だったのか(同業他社と比較して強気な価格ではなかったか?)

2業績見通しを下方修正など、公募・売り出し価格設定時の前提が崩れるような発表がなかったか?

※悪質な『上場ゴール』銘柄を避ける方法

⇒大株主に投資ファンドが名を連ねる銘柄は要注意

 

売却タイミング

損切りは早く

増収増益で10%株価下落でも保有

ビジネスモデルが崩れたら10%下落でなくても損切り・売却

 

不測の事態への対処法

買付余力(現金)をキープしておく

皆が熱狂して右肩上がりの時に売却

相場が調整を始めたら早く売る

 

10万円から始める!割安成長株で2億円』感想

個人的にはIPOは最近は株価が上がらないイメージです。セカンダリIPOは確かに!と実感があります。意識して今後見ていこうと思いました。

またね。